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【北京17日聯合ニュース】シンガポールでの豪遊で関心を集めた金正日(キム・ジョンイル)総書記の二男、正哲(ジョンチョル)氏が15日に中国の北京首都国際空港から北朝鮮の高麗空港を利用し、帰国した模様だ。
北京のある消息筋は17日、「正哲氏は15日にシンガポールから北京を経由し、平壌に向かったと把握している。北京からは平壌に火・木・土曜に定期運航されている高麗航空を利用したようだ」と明らかにした。
これに伴い、正哲氏は15日午前にシンガポールから北京に移動し、昼12時ごろ平壌に向かった高麗航空便で帰国したと推定される。ただ、同行した人たちが誰なのかは確認されていない。
正哲氏は14日のロック歌手、エリック・クラプトンの公演を鑑賞するためにシンガポールを訪れていた。同地には1週間程度滞在し、韓国や日本のメディアにその姿をとらえられていた。
csi@yna.co.kr
【ワシントン草野和彦】中東バーレーンの反政府デモで、治安当局がデモ隊を強制排除し死傷者が出た事件について、カーニー米大統領報道官は16日、政権側とデモ隊の双方に暴力停止を求めた。オバマ大統領が前日、イラン政府のデモ弾圧を厳しく批判したのとは対照的だ。反米政権によるデモ封殺を強く批判しながら、親米国の強硬姿勢についてはあいまいな対応しかできないところに、米外交の「ダブルスタンダード(二重基準)」が表れている。
バーレーンの治安部隊が武力を行使したことについて、クリントン米国務長官は17日、懸念を示した。一方、イランについてオバマ大統領が15日、「国民を射殺したり殴ったりしている」と政府の弾圧を明確に批判している。バーレーンとイランへの米政府の対応は明らかに異なっている。
カーニー報道官は16日の記者会見でバーレーン、リビア両政府のデモ隊への対応への見解を聞かれ、「(対応は)国ごとに異なる」「(政府とデモ隊の)両方に非暴力を求める」などと述べ、政府批判は慎重に避けた。イラン政府の対応を「弾圧」と批判したのとは明らかな違いだ。
米国にとって、バーレーンは戦略的に極めて重要な国だ。同国にある米海軍第5艦隊司令部は中東有事の際に展開するだけでなく、平時もホルムズ海峡やスエズ運河を警戒し、湾岸諸国の原油を欧米に安定供給する役割を果たしている。04年には湾岸諸国で初めて米国と自由貿易協定(FTA)を締結した。
また人口のうち約6割はイスラム教シーア派で、スンニ派はハマド国王を頂点とする支配層など約3割。政府は90年代から民主化を推進。湾岸諸国で初めて女性の参政権を認めた普通選挙を導入するなど、欧米の評価は高い。
一方でバーレーンは地政学的には微妙な位置にある。ペルシャ湾を挟む東隣のシーア派国家イランが影響力拡大を狙っており、バーレーン国内でスンニ派とシーア派の宗派間対立が深まり、民主化の「優等生」である同国が混乱することを米国は懸念している。
さらに同国の混乱は、西隣の「アラブの盟主」サウジアラビアに何らかの影響を与えないとも限らない。スンニ派国家のサウジだが、バーレーンに近い東部にはシーア派住民もいるためだ。米国はバーレーン指導層を批判することで、サウジ国内のシーア派が勢いづくのを恐れているとみられる。
バーレーンでは1990年代中ごろにもシーア派住民による反政府デモが続発したが、このときも米政府はハマド政権を強く支援し続けた。このため、シーア派住民には米政府への反発もある。
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【ソウル=黒田勝弘】海外売り込みをもくろむ韓国高速鉄道(KTX)が開業7年で脱線事故を起こし、関係者に衝撃を与えている。原因はレール切り替えポイントの誤作動で、ブラジル高速鉄道への入札を前に一部では「海外輸出はまだ早い」との声も聞かれる。
事故は11日午後、ソウル近郊の光明駅手前のトンネル内で起き、釜山発10両編成の6両が脱線した。最高時速は300キロだが、駅近くだったため事故当時の時速は90キロに落ちていた。車体が傾き一部破損したが死傷者はなく、復旧作業で運行は2日間乱れた。列車には大統領専用車両3両が連結されていた。
鉄道当局は14日、事故原因は切り替えポイントに設置されたコントロールボックスの整備不良と発表。ナットの締め忘れや管制室への欠陥報告などが明らかになった。いずれも基本的な対応ミスで安全軽視の人災との批判が出ている。
韓国高速鉄道はフランスのTGVを導入し2004年に開業。昨年秋やっと本来の慶州経由のソウル・釜山間が完成するなど曲折が多かった。当初から事故や故障、運行遅れが続発。今回の事故車両は国産だが故障が多かったという。
それでも韓国は早くから海外売り込みに意欲を燃やし、米国やブラジルなどへの輸出を目指してきた。3日後に事故原因発表という素早い措置も、ブラジル入札を念頭においたものとの見方がある。
10年にも満たない経験で日本の新幹線と売り込み競争という大胆さだが、今回の事故にマスコミは「国民の自尊心が傷つけられた」(文化日報社説)と嘆き「日本の新幹線の脱線事故は47年間で地震の際のわずか一度だけ」と伝えている。
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